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2016年6月

2016年6月25日 (土)

『男女共同参画週間展示』展示パネルを追加しました!

ひと雨ごとに紫陽花が彩りを増すこの頃
みなさま、いかがお過ごしですか?

毎年、6/23~6/29は男女共同参画週間ですsign01
平成28年度のキャッチフレーズは、
「意識をカイカク。男女でサンカク。社会をヘンカク。」

私たちのまわりの男女のパートナーシップについて、
この機会に考えてみませんか?


ゆいぽーと1階ギャラリーで開催中の
『男女共同参画週間展示』
展示パネルを追加しましたsign03
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7月17日(日)まで展示していますので、
ゆいぽーとにお越しの際には、ぜひご覧になって下さいhappy01

開催場所:ゆいぽーと1階ギャラリー
開催期間:開催中~7月17日(日)

2016年6月16日 (木)

2016年度ゆいぽーとフィットネス第1期

ゆいぽーとフィットネス第1期 好評開講中heart04

 

こんにちはヽ(´▽`)/

梅雨の季節rainですが、いかがお過ごしでしょうか。

ゆいぽーとでは、今年度も水曜日と木曜日にフィットネスsportsを開講しています。

 

木曜日note19:00~20:00開講中の、タオルヨガの様子ですshine

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和やかな雰囲気confidentで、みなさん快くポーズをとってくださいました(o^-^o)

とても気持ちよさそうですこれで今日の疲れも吹き飛びそうですね。

 

講師のTAKA先生も、体が特に楽になり、熟睡sleepyできて寝ざめが爽快、だそうです。

 

寝苦しい季節にぴったりですねwink

 

☆ゆいぽーとフィットネス第2期受講生募集中☆

みなさん夏本番に向けて体調を整えましょう!!heart02

詳しくはこちらまで

 

ゆいぽーと書き方塾・受講者作品②

「薩摩隼人」

 

えいみ

 

 わが家の家事分担は、出来る者が出来ることをする。

 一番大切な食べることは、私が九十パーセントし、後片付けは主人の担当だ。洗濯は気がついた者が洗濯機を回す。手が空いている者が干す。テレビを見ながら出来る畳む作業はたいてい主人が引き受ける。もっとも、おしゃれ着の洗濯は失敗を恐れ、手を出さない。

 娘が休日に家にいるとたまに、私の代わりに「主婦」をする。その完璧さに、

「いつ嫁に行ってもよいくらいね」

「いや、三十年早いぞ」

 と、主人といつも言い合って苦笑する。主人は十八歳の娘をいつまでも手元に置いておきたいらしいのだ。

 この、わが家の家事分担と言うか、自主性が定着するまでには主人と私の育った環境の違いを歩み寄る長い道のりと努力が必要だった。

 二十年ほど、私は専業主婦で、「家事は私の仕事」とこだわっていたと共に誇りも持っていた。そのせいで主人や子ども達が進んで家事を分担してくれることを「嫌味」としか受け取れなかった。

 ところが、こだわりを捨てなければならなくなった。

 十年前に乳癌発症してから三度の再発、その度々の術後の痛みや抗がん剤の副作用による末端神経の痺れで、洗濯物のしわを伸ばし干すことも出来なくなり、料理するのにも包丁を持つのが危なっかしくなり手を借りなければ出来なくなった。

 するとどうだろう。「私がしなければいけない」と思わなくなったのだ。

 主人や子ども達に感謝の気持ちを思い起こすだけで、皆が幸せになると気付いたからだ。

「嫌味」と受け取っていたときは「ありがとう」を素直に言えてなかったように思う。

 自分がこだわりもプライドも捨て去り素直になれたことで、同じ「ありがとう」も違う波長で伝わるのだと感じた。

 幸せもすべて自分自身の心しだいだと実感した。

 いまだに「家事は主婦の仕事」にこだわる母は言う。

「ええなあ。主人がやさしい、よう動かはる人で幸せやなあ。あんたももっと動かな、あかんで」

どうやら幸せになる心の転観は、母には難しいようだ。だから、弟嫁にもやんわりキツイことを言う。弟は弟で、母の流儀をそのまま引き継ぐから、義妹と夫婦喧嘩になるようだ。

 私は薩摩隼人の主人に嫁いだ。世間の常識では、薩摩隼人にはワンマン、あるいは亭主関白の印象があろう。ところが主人は大違いなのだ。おそらく、鹿児島の両親を見て育ったからだろう。義父は朝星夜星をいただいて野良で働き、体が弱い義母を助けて家庭を守った。

 主人は私と結婚する前に、義父に言われたそうだ。

「家のことは、お互いが相手の出来ないところを助け合ってやっていけ、薩摩隼人は女を見下すイメージがあるかもしれないが、そうじゃないぞ。男の強さというのは、やさしさと包容力なんだ」

 主人の背中を見て育った息子たちは、そろってイクメンである。おかげで嫁と仲良く、幸せに暮らしている。

 世の中の常識や習わしが、いま、好ましい方向に変わりつつあるような気がする。私はそれがうれしい。男が家事を引き受け、子育てをしても恥ずかしくなく、堂々としていられる世の中は「平和」である。

 

 

                   了

2016年6月 9日 (木)

『男女共同参画週間展示』 開催中!

みなさま、こんにちはhappy01


ただ今、ゆいぽーと1階ギャラリーでは、
ゆいぽーと男女共同参画週間展示
『男女が共に活躍できる働き方に関する調査』
を開催中です。
平成27年度に行ったアンケートをもとに、
中小企業の時間外労働を減らす取り組みや、
仕事と家庭の両立支援などをご紹介しています。
ぜひお立ち寄りくださいnote

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開催場所:ゆいぽーと1階ギャラリー
開催期間:平成28年6月7日(火)~7月17日(日)

2016年6月 4日 (土)

ゆいぽーと書き方塾・受講者作品①

 

石津 富美江

 

 鯖を食卓に出す。

「この鯖、何だか水っぽいね。焼き魚にしては」

 主人はけげんそうに言った。

「焼いてないよ。レンジで温めたからね」

「ええ、レンジで温めたの。こんな塩鯖、初めて見たよ」

 何ら焼き色のない鯖に私は多少の不安があったが、まさかそんなに驚かせることとは思いもしなかった。主人はあきれ顔で、鯖の焼き方を教えてくれた。

この一件は、主人が今でもことあるごとに子どもらや友人に笑いながら話す。

 結婚して家を出るまで、私は両親、祖母と同居していた。家事はすべて母と祖母任せ。特に料理は私が不器用だから、母はあまり手伝わせてくれなかった。そのせいで、得意料理はおろか、料理の知識すらなかった。

 新婚の頃は共働きだった。夕方帰宅すると、

何から手を付けていいのか分からないありさま。ご飯はスイッチ一つで炊けたが、鯖を焼くことさえ知らなかったのである。私は鯖を電子レンジで色が変わるまで温めて食卓に乗せたのだった。

 こんな失敗はしょっちゅうで、主人をあきれさせたものだ。

 主人は気象の仕事をしている。当時は、観測のために一ヵ月のうち、十日間は同僚と三人一組で山の上の測候所に寝泊まりしていた。

料理は三人分を交代で作るのが決まりだ。まず食材の買い出しをして、山に入る。和食から中華まで、主人の料理の腕はここで磨かれたのである。

 今でも本棚には使い込まれた料理本が何冊か並んでいる。その勉強ぶりと生来の凝り性で、腕を上げたことは想像に難くない。なにせ、理系の律儀な性格で全く手を抜くことを知らないから、もやしのヒゲまで一本ずつ取っていたという。

 それに比べて私ときたら、大雑把なのである。もやしのヒゲどころか、魚のウロコさえあまりとらない。面倒だから、ウロコのない魚を選んで買う始末だ。

 主人は時々、手料理を振る舞ってくれた。

その一押しがグリーン・ピースのポタージュで、主人のオリジナル料理だ。舌触りのよい、

上品な緑色のスープである。豆を裏ごししたと聞いたときは「さもありなん」と納得し、その丁寧さに頭が下がった。

 山の上の測候所は機械化で、十五年前に閉鎖された。主人は山へ行けなくなり、料理もほとんどしなくなった。

 山では、必要に迫られてしていた所もあったかもしれない。その後、仕事の仕方も変化しパソコン中心の机仕事のみとなり、人間関係も希薄になったらしい。年齢的にも責任ある仕事を任され残業の日々。休日は終日、なにをするでもなく横になる事が増えた。料理をしなくなって心なしか覇気も失くしてきたように思える。

 あの鯖騒動から、二十年以上が経った。私も人並みに近い食事を作れるようになった気がするが、あの心のこもったグリーン・ピースの域にはまだまだ程遠い。

 主人は台所に立つ姿が似合う。仕事をバリバリこなしながら、家事をするのが様になるのだ。今では以前程、料理をしなくなったとはいえ、家族の誕生日に、主人が腕をふるう

料理は子どもたちにとっても格別楽しみなようだ。

 私が思うに、家事は女の仕事でも、男の仕事でもない。性分に合っていて、しかも興味を持ち、やりがいを感じる者が引き受ける。

それが、もっともうまくいく秘訣ではなかろうか。

 子どもたちも成長し、仕事に追われる主人も含め、すれ違いの食卓になりつつある。

 時には、主人を元気づける意味でも、グリーン・ピースのスープの手ほどきを受けてみようと思っている。そして家族で、味わえる一時を作りたい。

                   完

ゆいぽーと書き方塾

すがすがしい若葉の季節clover
窓を開けると気持ちのいい風が入ってきます。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
ゆいぽーとでは、毎週木曜日に
ゆいぽーと書き方塾(中級編)を開講しています。
座学と実作を繰り返し文章を書く基本を学びますpencil

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当ブログにて、ゆいぽーと書き方塾の受講者の力作shineを随時、
掲載しますので、ぜひご一読くださいsign03

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